子宮内膜が薄く、高温期も短いの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
30代 女性
高温期が短く、子宮内膜も7㎜ぐらいしかないためか、中々赤ちゃんが授からない為、漢方薬を試したいと来店されました。
オリモノも少なく、手足が冷えるそうです。
夜は眠りも浅く、よく目が覚めるようです。
ストレスも多く、胸も張りやすいようです。
体が浮腫みやすいそうです。
血液検査
FSH 3.2
LH 1.6
E2 12.7
PRL 21.2
中国医学的に『気血両虚』『肝鬱腎虚』の状態と考えられます。
その為、体を温めて血液を補っていく漢方をお渡ししました。
1か月ほどして精神的にイライラすることも減ってきたようです。
また、生理の塊が減ってきたという報告を受けました。
3か月目には疲れもマシになり夜も眠れているようです。
4か月目に入り、陽性反応が出ましたという報告を受けました。
妊娠中でも飲める漢方をお渡ししております。
中国医学の考え方は、子宮内膜が薄い場合、オリモノが出にくい場合は陰液不足、血液不足が考えられます。
その為、女性に必要な血液をシッカリ補っていく物が必要になります。
また、エストロゲンが不足しすぎることでオリモノが少ない場合や、子宮内膜は薄くなっています。
子宮内膜は排卵前後で最低でも10㎜ぐらいは必要です。
8㎜ぐらいでしたら、薄いと思います。
子宮内膜が薄いと受精卵は着床しにくいし、仮に着床しても妊娠の維持ができず流産される方もいらっしゃいます。
その為、子宮内環境をシッカリさせていく必要があります。
また、黄体期が短い方(高温期が12日~14日続かない方)は卵子の成長も弱かったり、体力や血液が不足しやすい状況の可能性も考えらえられます。
この場合は体力や血液をシッカリ補って疲れない体つくりが必要になります。
一人ひとり体質や自覚症状が違うため必要となる物も違ってきます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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